こんにちは。松尾 聡子です。
「夫とセックスしたくない」でお悩みの方の状況には
最初は大丈夫だったのに、だんだんイヤになってできなくなった、という方と
結婚する前から、なんとなく性的なことに嫌悪感を持っていた、という方がいらっしゃいます。
性的な嫌悪感の原因としてよく言われているような、
トラウマになるような出来事もないし、親から厳しくしつけられたこともないのに・・・
という方も多いです。
原因や理由がわからないので、どうしたものやら(>_<)という感じですよね。
こういう場合、「え?それが原因なの?」ということがあります。
そして、その場合の答えを知っているのは、私たちの無意識の部分なんです。
たとえば、こんなお話をご紹介しますね。
私が講師をしている「セルフアップ・カウンセラー講座」を開催する
日本メンタルコーチング学院の学院長、三浦先生は
いつも明るくてかわいらしくて、みんなに愛されているステキな先生です^^
でも、実は「親友ができない」とずっと悩んでいたというんですね。
そこで数年前、カウンセリングの勉強中に、自分のその悩みをテーマにワークを行ったそうです。
すると、その原因は、高校一年生のときの担任の先生の一言
「キミはみんなとは違うからね~」
だったんです。
実は、三浦先生の高校は国立大や有名私立大学を目指す生徒が通う進学強化校だったんですね。
ほとんどの生徒が中学受験を経験し、希望の中学に入れずに公立中学に進み、さらに猛勉強をしてこの高校に入ってきたそうなんです。
三浦先生は中学受験なんて考えたこともなく、ひょっこり入ってきたことから
「キミはみんなとは
(小学生からの勉強の積み重ねや勉強の習慣が)
違うからね~」
と先生は言いたかったんですね。
でも、大好きで信頼している先生から言われたこともあり、
「私はみんなとは違うんだ」
という言葉が、15歳の三浦先生の心にスコーンと入ってきちゃったんです。
そしてそれが
「みんなすごい人たちなんだ。私なんかが友だちにはなれないんだ」
という信念になってしまったんですね。
自分でもほとんど忘れているような、そんな何気ない出来事が
実は自分の行動を無意識に左右してしまうということがあります。
こんなふうに、なぜかわからないけれどうまくいかないことがあるとき、
その原因は、あなたの無意識が知っているかもしれません。